TURN OUT THE STARS final village vanguard recordings / Bill Evans

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TURN OUT THE STARS final village vanguard recordings / Bill Evans

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参加アーティスト
Bill Evans, piano
Marc Johnson, bass
Joe Labarbera, drumsトラック
DISC 1
BILL’S HIT TUNE (Bill Evans)
NARDIS (Miles Davis)
IF YOU COULD SEE ME NOW (Tadd Dameron)
TWO LONELY PEOPLE, THE (Evans-Hall)
LAURIE (Bill Evans)
MY ROMANCE (Rodgers-Hart)
TIFFANY (Bill Evans)
LIKE SOMEONE IN LOVE (Heusen)
LETTER TO EVAN (Bill Evans)
DISC 2
DAYS OF WINE AND ROSES (Mancini)
EMILY (Mandel-Mercer)
MY FOOLISH HEART (Washington-Young)
NARDIS (Miles Davis)
YET NE’ER BROKEN (Bill Evans)
QUIET NOW (Denny Zeitlin)
BUT NOT FOR ME (Gershwin)
SPRING IS HERE (Rodgers-Hart)
AUTUMN LEAVES (Prevert-Kosma-Mercer)
DISC 3
YOUR STORY (Bill Evans)
RE: PERSON I KNEW (Bill Evans)
POLKA DOTS AND MOONBEAMS (Burke-Van Heusen)
TWO LONELY PEOPLE, THE (Evans-Hall)
THEME FROM M.A.S.H. (Johnny Mandel)
TIFFANY (Bill Evans)
TURN OUT THE STARS (Bill Evans)
LAURIE (Bill Evans)
MY ROMANCE (Rodgers-Hart)
KNIT FOR MARY F. (Bill Evans)
MIDNIGHT MOOD (Zawinul-Raleigh)
TIME REMEMBERED (Bill Evans)
DISC 4
DAYS OF WINE AND ROSES (Mancini)
UP WITH THE LARK (Robin-Kern)
NARDIS (Miles Davis)
YOUR STORY (Bill Evans)
YET NE’ER BROKEN (Bill Evans)
IF YOU COULD SEE ME NOW (Tadd Dameron)
BILL’S HIT TUNE (Bill Evans)
TIFFANY (Bill Evans)
IN YOUR OWN SWEET WAY (Dave Brubeck)
DISC 5
I DO IT FOR YOUR LOVE (Paul Simon)
FIVE (Bill Evans)
POLKA DOTS AND MOONBEAMS (Burke-Van Heusen)
BILL’S HIT TUNE (Bill Evans)
TURN OUT THE STARS (Bill Evans)
DAYS OF WINE AND ROSES (Mancini)
BUT NOT FOR ME (Gershwin)
KNIT FOR MARY F. (Bill Evans)
LIKE SOMEONE IN LOVE (Heusen)
QUIET NOW (Denny Zeitlin)
DISC 6
EMILY (Mandel-Mercer)
I DO IT FOR YOUR LOVE (Paul Simon)
NARDIS (Miles Davis)
KNIT FOR MARY F. (Bill Evans)
LIKE SOMEONE IN LOVE (Heusen)
LETTER TO EVAN (Bill Evans)
MINHA (ALL MINE) (Francis Hime)
A SLEEPING BEE (Capote-Arlen)
MY ROMANCE (Rodgers-Hart)
FIVE (Bill Evans)

ターン・アウト・ザ・スターズ~ファイナル・ヴィレッジ・ヴァンガードレコーディングス / ビル・エバンス
ビル・エバンスが他界する3ヶ月前に録音されたアルバム。ヴィレッジ・ヴァンガード最後の録音となった本作にはエバンスが自身のトリオで活動し始めた当初の曲(My Romacne, Five, Autumn Leaves, etc…)から、中間(Polka Dots And Moonbeams, Up With The Lark, In Your Own Sweet Way, etc…)最後のトリオ(Marc Johnson, Joe Labarbera)での新曲(Tiffany, Bill’s Hit Tune, Yet Ne’er Broken, Your Story, etc…)まで幅広く収録されている点がファンとしてはなんとも聴き応えのある内容になっている。

しかも選曲はビル・エバンス本人なので、ボックス・セットとしてはとても内容の濃い作品だ。特に最後のMy Romanceは、当初予定になかったFiveをエバンスが突如演奏し始めたためにテープが足りなくなってしまったというエピソードもあり、アルバム中ではフェードアウト処理されている。つまりそれだけ白熱していたということなのだ。

選曲を見てみると、まずこのBOXに収録されている59曲中23曲がエバンスの作曲であるところから、彼がいかに創作活動に意欲を示していたかがわかる。マーク・ジョンソンは、それまでのエバンスを「(技術的に)磨いていただけ」として、このトリオによってエバンスが大きく変わっていったことを強調している。

このトリオの演奏の特徴として、まず1曲あたりの平均の演奏時間が長くなった。Nardisなどは15分程度だし、My Romance、Days of Wine and Rosesなどは8分程度とトリオにしては少々長めだ。その理由のひとつにソロの順番の回し方がある。それぞれのパートが1回ずつソロをとるとか、順番はピアノ→ベース→ドラム4小節とかにこだわらず、その曲その曲でユニークに設定している点があるだろう。

Nardisでは各パートがソロをとるとき他パートは一切のコンピングやバッキングを止める。メンバー紹介のつもりなのか、とことん主役をフィーチャーする。それだけマーク・ジョンソンやジョー・ラバーベラに見せ所がくる。かつてジョン・コルトレーンを迎え入れたセロニアス・モンクはコルトレーンをステージに残して最大30分もたった1人で演奏させたことがあったらしいが、エバンスがそれを意識していたかは不明である。

Days of Wine and Rosesはドラムとピアノのやり取りが最初4小節なのが、だんだん短くなって最後は1小節でやり取りしている。そもそもビル・エバンスとはその音楽性とは裏腹に遊び心が大変旺盛で、Disc2のAutumn LeavesのエンディングはMiles Davisのブルース「Theme」のエンディングだったり、自身が作曲した曲名の多くはAnagram(アナグラム:つづり換え)だったり(Re: Person I Knew=Orrin Keepnews, etc…)、やはりエンターテイナーとしての素質が充分だったからミュージシャンとして世界中の人々に喜びを与えたのだろうと納得せざるを得ない。自分自身で「1人のときが最高の演奏が出来る」と言い残しているくらいだし。

Bill’s Hit TuneやTiffany、Yet Ne’er Brokenは、コード進行やメロディの構成を見てもMichel Legrandなど従来のスタンダードを踏襲した作品に聴こえなくないがそれでも楽曲としては良い曲ばかりだ(ただBill’s Hit Tuneに関しては、タイトルはもう少し他のものを考えたほうが後世のジャズミュージシャンに演奏されスタンダードとして残ったかも知れない・・・)。

このBOXセットはヴィレッジ・ヴァンガード最後の録音として貴重なものだ。そしてその貴重さは先に書いた新旧の選曲が詰まっていること、エバンスの演出が幅広く楽しめることなどを加味すれば、6枚組がそれ以上の内容にもなる。エバンスファンならば多少高額の出費になっても聴きたいアルバム。Highlight版もあるのでそちらもおすすめ。

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