Miles in Berlin / Miles Davis

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Miles in Berlin / Miles Davis

(c00917)

参加アーティスト
Miles Davis,trumpet
Herbie Hancock,piano
Wayne Shorter,tenor sax
Ron Carter,bass
Tony Williams,drumsトラック
Milestones
Autumn Leaves
So What
Stella by Starlight
Walkin’
Go-Go (Theme and Announcement)

マイルス・イン・ベルリン / マイルス・デイビス
1964年、新しいクィンテットを率いてマイルスはヨーロッパへ出かける。このアルバムはドイツのベルリンでの演奏を収録したものだが、選曲がすべて1950年代に演奏されたものというところがとても興味深い。どれもテンポが数段速くなっているだけでなく、新しいバンドのそれぞれのメンバーの実力を聴くことができ、「マイルスのクィンテットは新しいメンバーでここまで進化した」ことを証明するかのようなアルバムだ。
モーダルジャズへの扉を開いたMilestonesはその冒頭部分でクィンテットの自己紹介のような役割を果たしている。トニー・ウィリアムズのドラミングを火花と例えたマイルスの表現がよく合っているし、ウェイン・ショーターのソロもアイディアマンと称したとおり豊富なメロディを奏でる。ハービー・ハンコックはまだ完全に開花する前のように多少の迷いも見られるが、リズムセクションとして大きく貢献している。思えば1950年代のマイルスのバンド(特に初期)を含め、ビバップなどのジャズはリズムセクションの伴奏の上にフロントマンのアドリブソロが乗っかっているというものだったが、マイルス・デイビスはこのパターンを打破し、メンバーが刺激し合いバンド全体がインプロビゼーションをしているように聴かせるインタープレイを探求していった。過去のクィンテットやセクステットにも見られたものだが、このクィンテットでは単調なリズムパターンからさらに解放し、共通の拍子を軸にときにテンポダウンしたかのように聴かせ、ときにリズムセクションがアンバランスになったかのようにそれぞれが全く自由に演奏している。ここまでの変貌振りを披露しておきながら、後のE.S.P.、Sorcerer、Miles Smiles、Nerfertitiの4部作までこのクィンテットが更に進化していくことを誰が想像出来たろう。マイルス・デイビスとは計り知れない人物である。
バンド全体に付け加えて、各々のソロも聴いていて楽しい。Walkin’でショーターがソロの最後にMilestonesのフレーズで締めくくったのに対して、ハンコックはそのフレーズから展開させたりと、インタープレイは縦横無尽に広がっている。
最後はお決まりのThemeで締めくくる。マイルス・デイビスの無限の可能性への第一歩として、過去の産物に別れを告げるかのような作品。必聴。

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  • 発表:1964年9月
  • レーベル:CBS

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