ロッシーニとベートーヴェンの胃袋

「卵のフォアグラ添え ロッシーニ風」や「鶏肉のフォアグラ詰め ロッシーニ風」といったフランス料理を食べたことがあるでしょうか?この「ロッシーニ風」」とは、オペラ「セビリアの理髪師」を作曲したことでも知られているイタリア人作曲家、ジョアキーノ・ロッシーニのことです。ロッシーニは美食家としても大変有名で、37歳で作曲した大作「ウィリアム・テル」を最後にオぺラを書くことをやめ、音楽界から引退した後は、元々大好きだった料理創作に情熱を注ぎ、グルメ三昧で毎日を過していたようです。
本書「ロッシ―ニと料理」は、大成功を収めた作曲家の早すぎる引退の謎や、多くの芸術家たちが美食の虜となった時代とはどんな時代だったのかを探求し、美食家ロッシーニに関する事実や逸話・料理を集大成する初めての試みとなっています。商品はこちらです。

ロッシーニと同時代に活躍していた作曲家にベートーヴェンがいます。ベートーヴェンの食事はというと、ロッシーニとは正反対で、とてもシンプルで栄養本位なものでした。また、料理の腕もあまり良くなく、生涯独身だったため、家政婦に作ってもらっていました。有名な「会話帳」の中には、献立の問答や彼が良い魚を入手するために、いろいろな人の意見を訪ねた跡がみられるようです。コーヒーにはこだわりがあったようで、1杯のコーヒーをいれるために60粒のコーヒー豆を数えてトルコ式のコーヒー挽きにかけて、濃厚なコーヒーを朝食に愛飲していたとのことです。
本書「ベートーヴェンの人間像」では、ベートーベンの食生活についても述べられています。商品はこちらです。

さて、1810年代、ロッシーニは、ウィーンで旋風を起こしました。その時、ウィーンで会ったのがベートーヴェンです。ベートーヴェンは、人々がロッシーニに熱狂するのをあまり面白く思っていなかったようですが…二人は食卓を囲んだことがあったんでしょうか。

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