An Evening with Chick Corea and Herbie Hancock / Chick Corea & Herbie Hancock

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An Evening with Chick Corea and Herbie Hancock / Chick Corea & Herbie Hancock

(c00969)

参加アーティスト
Chick Corea, piano
Herbie Hancock, pianoトラック
1. Homecoming
2. Ostinato (Suite for Angela) [From Mikrokosmos for Two Pianos, Four Hand
3. Hook
4. Bouquet
5. Maiden Voyage
6. Fiesta

イン・コンサート(デュオ・ライヴ) / チック・コリア&ハービー・ハンコック
チック・コリアとハービー・ハンコックという大物同士の共演コンサートの録音です。このアルバムの他にもいくつか2人の共演が記録に残っていますが、このアルバムでは表面的にはチック・コリアがメインで、ハービー・ハンコックはセカンドピアニストのような印象を受けます。

というのも、収録曲6曲中4曲にコリアの名前がクレジットされていますし、演奏全体を通して聞いてみてもコリア氏がリードパートを務めている頻度が高いからです。特に4曲目のBOUQUETなどは大部分がソロピアノというのも一因で、さらにこの曲の前にハービー・ハンコックによるチック・コリアのソロピアノに対する賛辞はレーベル側の意図もチラホラしている気がします。。

ライナー・ノーツ中にもありますが、このアルバムはスピーカーに向かって右がチック・コリア、左がハービー・ハンコックだそうです。最初のHomecomingでの力強いバッキングが印象的です。ときにスリリングな共演であり、技術の競い合いでもありますが、とても楽しいのはピアノ自体を打楽器に変えてしまうところでしょうか。ピアノ弦そのものをミュートする演奏法や(たぶん側板を叩いて出している)タイコのような音など、独創的なアイディアとリズム感は笑ってしまうくらいです。ピアノ曲としては、バレー音楽っぽく感じる方もいるのではないでしょうか。

The Hookは2人の共作ですが、ここでも互いのアイディアとテクニックが交錯し合い、火花が散るような演奏を聞かせてくれます。演奏の大部分が即興であるジャズピアノのデュエットは、音が多すぎてぶつかる可能性も高いため非常に難しいといわれますが、この演奏ではまったくそんなものを感じさせず、最小限の音をもっとも効果的に使用しています。こうして全体を通して聴くと表向きにファーストピアニストがいても、2人のコンビネーションはなかなかまねできないものであり演奏している音楽は見事に1つに融合しているといわざるを得ません。

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  • 発表:1978年2月
  • レーベル:Polydor

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